糖質過多
今回は「糖質過多」についてのお話です。
特に多い「産後ママ」にフォーカスを当ててお話していきます。
産後ママの食事
出産後のお母さんは忙しいです。
自分のことが後回しになって、食事が疎かになってしまったり、簡単なもので済ませてしまい、「栄養不足」になってないでしょうか?
菓子パン、カップ麺、お菓子などを食べ過ぎてしまうと、「糖質過多」「酸化された油の取りすぎ」「タンパク質、ビタミン・ミネラル不足」になってしまいます。
こうなってしまうと、身体のもつエネルギー代謝が行われずに「血流異常・虚血」「酸化ストレス」など悪いことが起こってしまいます。
その結果、
- 血管が弱くなる
- 肩こりがひどくなる
- むくみ・冷え性
- やる気が出ない
になります。
産後ママだと「乳腺炎」「母乳が出にくい」「関節痛」「うつ」などを引き起こしてしまいます。
これは糖質の取りすぎにより血液がドロドロになり、母乳が詰まったり、母乳の質にも悪影響を与える原因になってしまいます。
糖化から身体を守る3つの対策
対策1 食後高血糖を抑制
野菜や肉などを先に食べる(食べる順番を変える)
糖質の摂取量を抑える
低GI食品を取り入れるなどの食事の見直し
対策2 糖化反応の抑制
糖化反応とは糖とタンパク質が合わさるときに起こる反応、糖が多すぎると起こります。
糖化反応を抑える作用がある食材は以下のとおりです。
- お茶(玄米茶、紅茶、緑茶、ウーロン茶、シャスミン茶など)
- 発酵食品(豆味噌、赤ワイン、米酢など)
- ハーブ(ローズマリー、青じそ、ショウガなど)
- スパイス(シナモン、こしょうなど)
- 野菜(モロヘイヤ、ごぼう、ほうれんそう、青ネギ、レンコン、ピーマン、春菊、アスパラガス、枝豆、ブロッコリー)
- 穀物・豆類(黒米、赤米、黒豆、小豆)
- フルーツ(ライム、イチゴ、ブルーベリー、さくらんぼ、イチジクなど)
対策3 AGEsを分解する
現在ではAGEsを分解、排泄する方法は確立されていません。
なのでAGEsを作らないようにすることが最善の対策となります。
※AGEs・・終末糖化産物の略。タンパク質、脂質が糖化してしまった時にできる、老化の原因。
対策1の食後血糖値を抑えることができれば、対策2,3をする必要がなくなるので、最優先で行わないといけない対策は「食後血糖値」を下げることです。
特に注意するべきは「食後」高血糖→この回数だけ血管を傷つけている。
その結果、
健康面
- 動脈硬化
- 糖尿病合併症
- がん
- アルツハイマー
- 白内障
- 骨粗しょう症など
美容面
- しわが増える
- くすみが増える
- 肌のハリ、ツヤがなくなる
- 肌荒れ
- 見た目年齢の老化
につながります。
当院での食事指導は、「食後高血糖」をなるべく起こさないようにするために「食物繊維」を積極的に取ってもらうようにしています。
また、産後のママは栄養も必要なので「タンパク質」も同時に取れるような食事指導を行っております。
「食物繊維」・・・プレミアムサイリウムプラン、腸活サラダ
「タンパク質」・・ソイプロテイン
ただし、産後のママとひとくくりにしても、さまざまな環境で子育てをしていると思います。
なので、「1週間分の食事メニュー」を教えていただくと、足りていないもの、取りすぎているものをお伝えしやすいので、できる方は記録を取って持ってきてもらってます。
過度な食事制限をしてもらうことはないので安心してください。
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